こんにちは
りか吉(@Rikakichi_house)です!
早速ですが、あなたは住宅ローンの団体信用生命保険で
がんの特約はどうされていますか?
住宅ローンを返済中にがんになった場合に、
残りの住宅ローン残高がチャラになるのはとても魅力的ですよね。
しかし、私(旦那)は、がんの特約を散々迷った挙句付けませんでした。
今回は、なぜ私たちが団信でがんの特約を付かなかったのか
データを交えて解説していきます。
保険なので人それぞれの考え方があると思います。
私の思ったことを書いているだけなので、
団信を手厚くしようか、はたまた金利を優先しようか
迷われている方にこういう意見もあるよっていうのを伝えていきます。
今回の記事は、住宅ローンをこれから決めようとされている方に向けて団体信用生命保険のがん特約について解説していきます。
がん特約の保険料ってどのくらい?
私の契約した住宅ローンの銀行では、
がんの特約を付けることで、
0.2%金利が上乗せされるというものでした。
他の銀行では、0.3%金利が上乗せされる
ところも見受けられました。
がんの特約を付けるのと付けないので
支払額はどのくらい変わるのでしょうか?
※金利0.7%で計算していきます。
仮に借り入れが3,000万円あったとすると、がんの特約を付けない場合、
変動金利は0.7%で35年ローンで返済するとすれば
総支払額は、33,833,403円になります。
反対に、がんの特約を付けた場合、
金利は、0.9%になり35年ローンで
総支払額は、34,983,630円になります。
つまり、35年間のがん特約の保険料は以下の通り。
34,983,630円(がん特約あり)-33,833,403円(がん特約なし)=1,150,227円(実質保険料)
上記の計算の通り、35年間で1,150,227円を
がんの特約に払っていることになります。
年間だと、32,864円
月々で換算すると、2,739円になります。
年齢を重ねてからがんの保険に入ると高くつきますので、
がんの特約を付けることで、もしがんになった場合の
住宅ローンのリスクを無くすことができ、
治療に専念するのも決して悪い選択ではないと思います。
がんになる確率ってどのくらい?
私は、このがん特約の選択を迫られたときに、
将来がんになる確率ってどのくらいなんだろう?
と思い調べてみました。
今回は、私の旦那が主債務者なので、
男性のパターンで調べてみます。
こちらのサイトのデータを使わせてもらいました。
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
このサイトを参考にしてみますと、
下記の表のように現在20歳の人が30年後には、
2.5%の確率でがんになります。
現在30歳だと7.4%の確率でがんになるようです。
がんになる確率はだいぶ変わってきますね。
がんになる確率 | 10年後 | 20年後 | 30年後 | 40年後 |
---|---|---|---|---|
20歳 | 0.3% | 0.9% | 2.5% | 7.6% |
30歳 | 0.6% | 2.2% | 7.4% | 21.7% |
40歳 | 1.6% | 6.9% | 21.3% | 43.6% |
たばこを吸うかどうかで大きく変わる確率
がんに関しては、生活習慣も大きく影響している場合もあります。
その最たるものが「たばこ」です。
うちの旦那はたばこを吸わないため、
そこも考慮する必要があると思いました。
今度はこちらのサイトを参考にしてみました。
https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/smoking/tobacco02.html
このサイトによると、がんになった人のうち
男性は30%がたばこが原因だと考えられているようです。
このデータを参考に、先ほどのがんにかかる確率を補整してみました。
すると下記の表のようになります。
※かなり強引な気がしますが、たばこが原因の30%が
たばこを吸っていなかったらがんになっていないと仮定しています。
がんになる確率 (たばこを吸わない場合) | 10年後 | 20年後 | 30年後 | 40年後 |
---|---|---|---|---|
20歳 | 0.2% | 0.6% | 1.8% | 5.3% |
30歳 | 0.4% | 1.5% | 5.2% | 15.2% |
40歳 | 1.1% | 4.8% | 14.9% | 30.5% |
まとめ
今回調べてみて、若くして住宅ローンを組む方は、
がんの特約を付けなくても良いのかなと感じました。
いざというときのことも考えておきたいですね。
今回のデータを参考にして、
私の旦那が住宅ローン返済中にがんになる確率というのは、
5.3%という結果に行きつきました。
その結果私たちは、がんにならない94.7%に賭けることにして、
金利の安いがんの特約を付けない住宅ローンを選びました。
今回の記事が、参考になったのなら幸いです。
一生に一度の家づくり後悔の無いように!
最後までありがとうございました。
それでは、また次回!