こんにちは!
りか吉(@Rikakichi_house)です!
最近の住宅では、ほとんど高気密・高断熱を謳っていて
Q値やらUA値などで断熱性能を各社アピールしていますが、
専門的な数値でアピールされても少々分かりづらいと思います。
いったいその数値がどのくらい電気代に影響を及ぼすのでしょうか?
実際に消費者の私たちが感じるメリットとして、
分かりやすいものは電気代だと思います。
そこで今回は、断熱性能の指標の一つ「Q値」を使って、
おおよその冷暖房費の比較をしてみました。
この記事は、断熱性能のQ値が電気代に及ぼす影響を知りたい方に向けて書いていきます。
Q値ごとの年間電気代
まず初めに、電気代を計算するにあたって
下記の資料の数値を参考にさせていただきました。
条件として、冷暖房はエアコンで行い、換気もしているものと想定しているようです。
同じ条件で、Q値だけが違う比較をやってみます。
出典:https://www.kobo-lohas.jp/wp-content/uploads/2016/12/dannetsu1.pdf
そして、計算して出てきた年間電気代を下記の表にまとめてみました。
Q値は、北海道の次世代省エネ基準(1.6)、一条工務店i-smart(0.51)
高気密高断熱な他のハウスメーカー(0.73)、木造大手ハウスメーカー(2.0)
の4種類で計算してみました。
※あくまで計算なので、参考程度に見てくださいね。
次世代省エネ基準 (北海道地域の基準) | 一条工務店 i-smart | 高気密高断熱な 他のハウスメーカー | 木造大手 ハウスメーカー | |
---|---|---|---|---|
Q値 | 1.6 | 0.51 | 0.73 | 2.0 |
電気代 | ¥25,737 | ¥6,963 | ¥10,752 | ¥32,627 |
計算結果だと、当たり前ですが高断熱の一条工務店「i-smart」が一番安くなりましたね。
暖房に関しては、床暖房なので一概にこの電気代が合っているとは言えませんので、
注意してくださいね。
ちなみに、一条工務店「i-smart」(0.51)と北海道の次世代省エネ基準(1.6)の差額は、
1年間で¥18,774なので、30年間のメリットだと、¥563,220になります。
まとめ
最初の費用が高くついても高断熱の住宅を選ぶことで、
長期的にみると良い買い物だったといえるのではないでしょうか。
長く住むお家なので、最初の費用だけでなく
長期的な目線で見てみるとより良い住宅選びが出来るのではないでしょうか。
今回は、冷暖房をエアコンでした場合のみの計算でしたので、
あまり参考にならないかもしれないですが、
単純なQ値の比較よりは分かりやすくなったのではないでしょうか。
最後までありがとうございました。
それではまた次回!