こんにちは!
りか吉(@Rikakichi_house)です!
お家づくりをしていくなかでは、どのようなオプションを付けようか
選ぶときに取捨選択が難しいですよね。
しかし、あれもこれもとオプションを追加していったら
建築費はかなりの金額になってしまいますし、
オプションを抑えたら抑えたで後悔するかもしれません。
そこで今回は、注文住宅でのオプションの選び方を金額面で考える方法をご紹介します。
この記事は、注文住宅設計時のオプション選びで、金額的に迷われている方に向けて書いていきます。
想定の条件について
まず最初に、今回の想定の条件を示します。
今回は、分かりやすいように変動金利と固定金利の相場で試算してみます。
試算条件は、以下のように住宅ローンを3,000万円35年ローンで借りた場合で試算していきます。
想定の条件 | |
借入金額 | 3,000万円 |
借入期間 | 35年 |
変動金利 | 0.7% |
固定金利 | 1.5% |
どちらも平均的な金利なので、今回はこれらの金利をベースにしていきます。
変動金利は、どうなるのか分からないのでずっと0.7%だと仮定して計算してみました。
その他、支払いについては比較しやすいように
ボーナス払いは無しで月々の支払いのみにして試算します。
1万円のオプションでどれだけ月々の支払いが上がるのか
それでは、住宅ローンの借入金額が1万円増えると
月々の支払いはどう変わってくるのでしょうか。
1万円のオプションで迷ったりはしないとは思いますが、
分かりやすいように1万円から試算してみました。
結果は以下の通りです。
変動金利0.7%の場合
下記の表のとおり0.7%の金利ですと、
1万円支払額が増えると月々の負担が27円上がります。
借入金額 | 月々支払い | 総返済額 |
3,000万円 | 80,556円 | 33,833,403円 |
3,001万円 | 80,583円 | 33,844,649円 |
月々支払額の差額 27円
総返済額の差額 11,246円
固定金利1.5%の場合
下記の表のとおり1.5%の金利ですと、
1万円支払額が増えると月々の負担が30円上がります。
借入金額 | 月々支払い | 総返済額 |
3,000万円 | 91,855円 | 38,579,007円 |
3,001万円 | 91,885円 | 38,591,946円 |
月々支払額の差額 30円
総返済額の差額 12,939円
上記の結果から1万円増えるたびに、
0.7%だと月々27円の負担増、1.5%ですと月々30円の負担増になりますので、
あとは、住宅ローン借入額が増えそうなら、
掛け算していくだけで簡単に月々の負担がどのくらい増加するのかが分かります。
多少の誤差はありますが、住宅ローン借入額が10万円増えると
0.7%だと月々およそ270円の負担増、1.5%ですと月々およそ300円の負担増です。
100万円増えると、0.7%だと月々およそ2700円の負担増、
1.5%ですと月々およそ3,000円の負担増となります。
費用対効果を考えたオプション選びをしよう
前項では、住宅ローン借入額に応じて
月々の支払いがどのくらいになるのかお伝えしました。
そこで、オプション選びの際に、このオプションを採用したら月々の支払いは
いくらアップするのかという基準で選ばれてみてはいかがでしょうか?
特によく使うものほど、良いものを採用した方が満足度は高いと思いますので、
まずは使用頻度の高いものから優先順位を決めて選んでいきましょう。
まとめ
今回は、オプションの選び方について金銭面からの考え方をご紹介しました。
35年ローンだと、オプションを多少追加しても微々たる額に感じてしまいますよね。
大きなお金が動くので金銭感覚がマヒしてしまい、
あれもこれもと採用してみたくなりますが、
しっかりと吟味して、その価値に見合ったオプションかを見極めて採用を決めていきましょう。
一生に一度の家作りだと思いますので、
後悔の無いようにオプション選びを頑張ってみてくださいね
我が家のオプション選びについては、下記の過去記事に記載してありますので
参考にしてみてください。
最後までありがとうございました。
それでは、また次回!