こんにちは!
りか吉(@Rikakichi_house)です!
早速ですが、一条工務店の「電力革命」という魅力的なオプションはご存じでしょうか?
電力革命オプションは、太陽光発電設備に蓄電池もセットにして、
他社とは比べ物にならないくらい安く導入することができます。
当ブログでも、過去にこのオプションについて
ご紹介していて、我が家でも採用しています。
しかし、安いからと言って最大容量の13.75kWの搭載を考えている方に、
そんなに大容量の太陽光発電を積載するのは
あまりおすすめできないということをお伝えしていきたいと思います。
今回は、一条工務店の太陽光発電を付けようとされている方に向けて書いていきます。
売電収入にそこまで期待できない
売電価格が年々下がってきたことで、
売電収入を得るという考えは、コスパが悪くなってきました。
下記の表を見ていただければ分かると思いますが、
年々固定買い取り期間の売電価格は下がってきています。
※10kW未満申請の売電価格の推移です。
全て申請年度から10年間の固定買取です。
申請年度 | 売電単価 |
---|---|
2013年 | 38円 |
2014年 | 37円 |
2015年 | 33円 |
2016年 | 31円 |
2017年 | 28円 |
2018年 | 26円 |
2019年 | 24円 |
2020年 | 21円 |
2021年 | 19円 |
2022年 | 17円 |
それに比べて、電力会社から購入する電気の単価は、
我が家を例にすると「約21円/kWh」となっています。
上記のとおり「2021年」以降に売電が始まる場合には、
太陽光で発電した電気を、売るよりも使う方がオトクになります。
2021年以降は、自家消費が得策
月々の電気代を太陽光発電の電気で賄い
電気代を安くすることで、支出を減らす!という考えの方が、
コスパが良いのだと私は思います。
しかし、我が家は格安で導入できるということで、
最大容量の13.75kWと必要以上の容量を
オプションで追加してしまいました。
我が家の場合、最初の10年間は発電して余った電気を
1kWhあたり21円で買い取ってくれます。
しかし、必要以上の太陽光発電容量ですと、
11年目以降は極端に安い金額で電気を売らざるを得ない状況に
なってしまうことが考えられます。
なので、理想とする太陽光発電の容量としましては以下のようになります。
どのくらいの容量を積載すればよいの?
どのくらいの太陽光発電設備を積めばよいのかは、
家族構成や暮らし方などで変わってきてしまいますが、
今回は、我が家の消費電力量を元に目安をご紹介していきます。
こちらの表に我が家の3月から9月までの発電量と
消費電力をまとめてみました。
我が家は夫婦2人暮らしですが、オール電化、洗濯物は除湿機で室内干し、
その他に、電気自動車の充電をしたりしていますので、
比較的使用する電力は多い方だと思います。
月 | 発電量 (kWh) | 消費電力 (kWh) | 差 (kWh) |
---|---|---|---|
3月 | 1,473 | 796 | 677 |
4月 | 1,730 | 733 | 997 |
5月 | 1,588 | 654 | 934 |
6月 | 1,574 | 602 | 972 |
7月 | 1,431 | 660 | 771 |
8月 | 1,427 | 656 | 771 |
9月 | 1,263 | 580 | 683 |
この表の「差」を余分な電力として計算すると、
3月から9月で発電量の約55%くらいは余剰な電力となります。
我が家の搭載している太陽光発電は13.75kWなので、
その60%の8.25kWあたりがちょうど良い
発電容量なのではないかと思います。
まとめ
今回の結論としては、我が家の場合ですと8.25kWくらいが
太陽光発電を自家消費する分には妥当な積載量との結論でした。
その分、ほかの場所にお金を掛けられたのになぁ~と少し後悔しています、、、
これから、一条工務店の電力革命をオプション追加される方は、
積載容量も、一度考えていただいて我が家のような
後悔をしないようにしてみてください。
この記事があなたのお家づくりの参考になったのなら、幸いです。
最後までありがとうございました。
それでは、また次回!